湧水群データベース
座頭清水(ざとうしみず)
所在地
美郷町六郷字琴平西30-1
地目
池沼
古事来歴
「座頭」とは昔の盲目の官名であるが、この地方では単に盲人のことを言うこともあるし、盲目の鍼灸師をいうこともあり、総称して「ボサマ」と呼んだ。
この清水のほとりにそういう人物がいたかどうかは不明である。
太平洋戦争後しばらくこの水を汲み上げるため大きな撥ね釣瓶が据えつけられていた。
撥ね釣瓶は柱を中心に横木を渡し、一方に釣瓶、もう一方に石をつけてその石の重みを利用して水を汲んでいた。ひっそりとした田舎の風景で、一幅の絵を見るような心温まる景観として昔を偲ばせていた。
その後朽ち果てて廃棄されたままになっていたが、戦後40年余を経て西高方町の年番が先に立ってこれを復興させたが、間もなく都市計画街路工事の支障物となり撤去されたことは惜しいことであった。
今は街路の端にひっそりと存在している。
周辺状況
とし美寿司、若松の隣接する通りを隔てた反対側脇にある清水。
清水の周辺は、高い樹木が全くないため、直射日光がたる清水。
清水奥には、杉木立ちがあり清水の温度は高いが、底のよく見える透き通った清水である。底には小石が敷き詰められている。
生育する動植物等
横えび