湧水群データベース
御台所清水(おだいどころしみず)(瓢清水・大清水)
所在地
美郷町六郷字宝門清水2
地目
池沼
古事来歴
「月の出羽路」の絵詞に「瓢(ふくべ)清水即ち御台所清水也」とあり、瓢清水の別名があったようだが、現在では「御台所清水」だけが通り名となっている。
同じく絵詞をみると、本来は形がひさご(ふくべ)に似ているのでふくべ清水であるが、台所清水と呼ばれる所以は「むかしこの地に鑑照公(佐竹藩21代(久保田2代)藩主佐竹義隆)の御憩在りし御館の蹟なれば」とある。
太桂寺清水は真澄によると「五十鈴の宮の前」を流れているとあり、昔の「神明社」(大正2年(1913)諏訪宮に合併)の絵が載っている。真澄によると「御憩館のみかしぎ(お炊事)料に汲み、御茶の水にもめし給ひしよし也」と「台所」の解釈をしている。
周辺状況
周辺は民家で、太桂寺も近く、赤すもも、杉などの木陰に位置する広い清水。水面には浮き草の浮かぶ透き通った清水である。涸れることがないため、周辺住民の生活と密着した清水で、整備も行き届いている。
生育する動植物等
横えび
つつじ、赤すもも、杉、つた
現状写真
